2012年04月04日
ドラマ『市長死す』。
昨日、見ました?
松本清張没後20年特別企画の『市長死す』でしたが、予想通りというか、まあいつものように最終的に全く心の晴れない内容でしたね。
通常の2時間単発のサスペンスドラマですと、事件が解決すると山村紅葉さんが毎度のドタバタを演じてくれたり、中村俊介(浅見光彦)さんが爽やかに笑ってくれたりするので、先程までのドロドロを忘れて
「さて、おふろでも入りますか!」
となるのですが、清張さんの場合はそうはいかず、最後にはほとんどの気力が失せて足腰立たなくなる。
昨夜の場合も、最初は僕も調子良かったんですわ。
「清張さんの原作なら、時代的に携帯電話が出てくるのはおかしいよね、ハハハ~。」
途中はこんな感じで余裕をかまして観てたんです。が、重い内容の話が進むにつれて徐々に気力を奪われて行き、そして、衝撃のラストで精も根も尽き果てることになります。
あらすじを簡単に説明しますと、年配の男性が若い女性に恋をしてしまったのですが、自らの想いが一方通行であったことに気づかぬまま、間接的にその女性によって殺害されてしまうというお話でして、その男性の甥っ子にあたる反町隆史さんが事件の謎を解いていくストーリ展開。
で、問題のラストシーン。
反町さんが一通りその女性を問い詰めた後、最後にこう尋ねます。
『叔父を・・・愛していたのですか・・』
もうね、2時間以上前から観てる僕にしてみれば、叔父さんが愛されてなかった事は百も承知なので
「なんで今さら聞くねん!これ以上僕を痛めつけるのはやめてくれやー」
と、残る力を振り絞って心の叫びを発するんです。
ただ反面、かすかに残る心の一部では、彼女が気のきいた仕草や言葉で僕をほっとさせてくれるのではないかと期待していたのですが、衝撃のセリフでトドメを刺されました。
『キ・モ・チ・ワ・ル・イ』
あー、もう何もしたくない。風呂も入らん。コタツからも出ない。声もかけないでください。私には。
ホント、清張さんのドラマは最後にいつもこうなるので、ある程度体力に余裕があるときじゃないと観ちゃいけない。
で、市長つながりと言う事で・・
我らが高山市長様が市のサイト内の『ようこそ市長室へ』において、被災地のがれき受け入れ拒否の方針を発表されていましたね。
詳しくはサイトをご覧になっていただければと思うのですが、拒否の理由として
『広域処理によって放射能を拡散させてはならない』
『がれき処理を被災地で行うことによって、当地の経済を活性化させる』
といったことが挙げられており、困ってるならみんなで助けてあげればいいじゃんという程度にしか考えてなかった私にとっては大変勉強になった次第です。
ただ、環境省のサイトでは
『広域処理の対象となる災害廃棄物は、放射性セシウム濃度が不検出または低いものである』
『膨大な災害廃棄物の量は、被災地の処理能力を完全に超えている』
といった主旨の記載があるので、僕なんかにはどっちが正しいのか全くわからん。
で、分からない事を考えても仕方ないので、とりあえずどっちも正しいという事にすると、次の判断基準は損得だ。
損得と言うと生々しいので、メリット・デメリットと言ってもいいのだけれど、要は受け入れる事よりも受け入れない事の方が当自治体へのメリットが大きいと判断された結果、あのような方針に決まったのだろうと理解してみることにします。
最後にあのお方。
先日夫婦で出かけることになりまして、早朝に車に乗り込んだんです。
助手席に座った途端にあのお方
「あ、ゴミだしするの忘れた」
まぁ、仕方ない。次の機会にしっかり出しなされ。
1分ほど走行し、いつものように出かけに作ったおにぎり一口食べたあのお方
「あ、塩かけるの忘れた」
・・まぁ、今回はお米本来の味を楽しみなされ。
しばらく走り、清見インターに近づくと車内でピーという音が鳴ってあのお方
「あ、ETCカード入れるの忘れた」
・・・ゲート付近でのバックは大事故につながる危険があります。
ようやく高速道路に乗り、岐阜方面にむけてスタートした途端にあのお方
「あ、お金持ってくるの忘れた」
いい加減目を覚ませ!!
松本清張没後20年特別企画の『市長死す』でしたが、予想通りというか、まあいつものように最終的に全く心の晴れない内容でしたね。
通常の2時間単発のサスペンスドラマですと、事件が解決すると山村紅葉さんが毎度のドタバタを演じてくれたり、中村俊介(浅見光彦)さんが爽やかに笑ってくれたりするので、先程までのドロドロを忘れて
「さて、おふろでも入りますか!」
となるのですが、清張さんの場合はそうはいかず、最後にはほとんどの気力が失せて足腰立たなくなる。
昨夜の場合も、最初は僕も調子良かったんですわ。
「清張さんの原作なら、時代的に携帯電話が出てくるのはおかしいよね、ハハハ~。」
途中はこんな感じで余裕をかまして観てたんです。が、重い内容の話が進むにつれて徐々に気力を奪われて行き、そして、衝撃のラストで精も根も尽き果てることになります。
あらすじを簡単に説明しますと、年配の男性が若い女性に恋をしてしまったのですが、自らの想いが一方通行であったことに気づかぬまま、間接的にその女性によって殺害されてしまうというお話でして、その男性の甥っ子にあたる反町隆史さんが事件の謎を解いていくストーリ展開。
で、問題のラストシーン。
反町さんが一通りその女性を問い詰めた後、最後にこう尋ねます。
『叔父を・・・愛していたのですか・・』
もうね、2時間以上前から観てる僕にしてみれば、叔父さんが愛されてなかった事は百も承知なので
「なんで今さら聞くねん!これ以上僕を痛めつけるのはやめてくれやー」
と、残る力を振り絞って心の叫びを発するんです。
ただ反面、かすかに残る心の一部では、彼女が気のきいた仕草や言葉で僕をほっとさせてくれるのではないかと期待していたのですが、衝撃のセリフでトドメを刺されました。
『キ・モ・チ・ワ・ル・イ』
あー、もう何もしたくない。風呂も入らん。コタツからも出ない。声もかけないでください。私には。
ホント、清張さんのドラマは最後にいつもこうなるので、ある程度体力に余裕があるときじゃないと観ちゃいけない。
で、市長つながりと言う事で・・
我らが高山市長様が市のサイト内の『ようこそ市長室へ』において、被災地のがれき受け入れ拒否の方針を発表されていましたね。
詳しくはサイトをご覧になっていただければと思うのですが、拒否の理由として
『広域処理によって放射能を拡散させてはならない』
『がれき処理を被災地で行うことによって、当地の経済を活性化させる』
といったことが挙げられており、困ってるならみんなで助けてあげればいいじゃんという程度にしか考えてなかった私にとっては大変勉強になった次第です。
ただ、環境省のサイトでは
『広域処理の対象となる災害廃棄物は、放射性セシウム濃度が不検出または低いものである』
『膨大な災害廃棄物の量は、被災地の処理能力を完全に超えている』
といった主旨の記載があるので、僕なんかにはどっちが正しいのか全くわからん。
で、分からない事を考えても仕方ないので、とりあえずどっちも正しいという事にすると、次の判断基準は損得だ。
損得と言うと生々しいので、メリット・デメリットと言ってもいいのだけれど、要は受け入れる事よりも受け入れない事の方が当自治体へのメリットが大きいと判断された結果、あのような方針に決まったのだろうと理解してみることにします。
最後にあのお方。
先日夫婦で出かけることになりまして、早朝に車に乗り込んだんです。
助手席に座った途端にあのお方
「あ、ゴミだしするの忘れた」
まぁ、仕方ない。次の機会にしっかり出しなされ。
1分ほど走行し、いつものように出かけに作ったおにぎり一口食べたあのお方
「あ、塩かけるの忘れた」
・・まぁ、今回はお米本来の味を楽しみなされ。
しばらく走り、清見インターに近づくと車内でピーという音が鳴ってあのお方
「あ、ETCカード入れるの忘れた」
・・・ゲート付近でのバックは大事故につながる危険があります。
ようやく高速道路に乗り、岐阜方面にむけてスタートした途端にあのお方
「あ、お金持ってくるの忘れた」
いい加減目を覚ませ!!
スポンサーリンク
Posted by るーひん at 17:54│Comments(0)